この記事の続きとして…
菩薩
悟りを開く前の修行段階にある者のこと。修業時代の釈迦がモデルで、如来を補佐する役割。
ちなみに、菩薩が如来になるための6つの修行:布施・持戒・忍辱・精進・禅定・般若波羅蜜が「六波羅蜜」。
弥勒菩薩
人も世界も最悪の状態となる末法時代が訪れた際に現世に現れて救済してくれる未来仏。
そして、どのように人々を救おうかと思案している様子といわれているのが「半跏思惟」のポーズ。
聖徳太子建立の廣隆寺
教科書などでもおなじみ☆
国宝指定第一号「弥勒菩薩半跏思惟像」
文殊菩薩
「三人寄れば文殊の知恵」という言葉が有名ですが、
仏さまの中で随一の高い知恵を誇る菩薩さまで、受験・何かの勉強に取り組んでいる人などにおススメです☆
地蔵菩薩
仏さまの中でも一番親しまれている「お地蔵さま」。道端にたたずんでおられるのをよく見かけるほか、くぎぬき地蔵・身代わり地蔵など様々な形で庶民の味方となってくれています。
勢至菩薩
阿弥陀如来の右側の脇侍で、智慧の力により人々を救済してくれます。
聖(しょう)観音菩薩
人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済してくれる仏さまです。
阿弥陀如来の左側の脇侍で、勢至菩薩とあわせて三尊で祀られることもあります。
十一面観音菩薩
聖観音菩薩さまの三十三の変化身の1つ。一般的には、正面の顔の上に十一面がのった計十二面で、そのすべての顔を使ってすべての方角に注意を向けて、病気にならない・お金に困らないなどの現世利益のほか、極楽浄土に往生できるなどの死後の功徳も授けてくださいます。
千手観音菩薩
たくさんの手を持つ仏さまとして有名ですが、その一本一本に眼がついており、正式名称は「千手千眼観自在菩薩」です。ちなみに、「千」は数ではなく「無限」を意味するほか、十一面観音と同じく十一面の顔が上にのっています。これらにより色々な方法であらゆる願いを叶えてくださいます。
如意輪観音菩薩
「如意」とは意のままに智慧・財宝などをもたらす如意宝珠という宝の珠、「輪」は煩悩を打ち砕く法輪のことで、福徳・無病息災を授けてくださる仏さまです。
虚空蔵(こくうぞう)菩薩
とてつもなく大きな智慧・福徳があるとされ、特に人並み外れた記憶力を授けてくださる仏さま☆
日光・月光(がっこう)菩薩
薬師如来の脇侍で、太陽と月のパワーにより煩悩や苦しみを消し去ってくださる仏さまです。
明王
密教から生まれた仏さまで、如来の化身と考えられています。
不動明王
「お不動さん」の愛称で知られ、空海により密教とともに日本に伝えられた仏さま。炎を背負い、怒っている強面の表情が特徴の1つですが、それは煩悩が強い者に対しては力づくでも教化するためのものだそうです。
愛染明王
青黒い明王が多い中、赤く燃える体が特徴的な仏さまです。この赤は愛欲を象徴するそうで、人間関係を良くする敬愛・恋愛成就の御利益を授けてくださいます。
☆ to be continued ☆
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