これらの記事の続きとして…
天
元々はバラモン教・ヒンドゥー教の神々で、
仏教にも取り入れられて如来・菩薩を守護する役割を担っています。
毘沙門天
持国天・増長天・広目天とともに四天王の一尊である多聞天が独立して祀られる時に毘沙門天と呼ばれています。四天王の中で最強の神さまで「戦いの神」として信仰を集めているほか、七福神の一尊でもあり「福徳の神」としても親しまれています。
吉祥天
美と幸福を授けてくださる女神さまで、毘沙門天の妻とされています。
弁財天
芸術・音楽の女神さまとして信仰を集めているほか、
七福神の一尊で「財福・開運の神」としても親しまれています。
大黒天
打出・小槌を持ち、福袋を背中に背負った姿でおなじみ。
七福神の一尊でもあり、商売繁盛のご利益を授けてくださる神さまとして親しまれています。
焔摩天(閻魔)
地獄と極楽の間にいて、死者がどちらへ行くかを裁いてくれる裁判長のような存在。
「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれる…」といった恐ろしいイメージがありますが、
地獄に送りたくないため怖い形相で極楽に導こうとしているそうです。
摩利支天
陽炎を神格化した「武芸」の女神さまで、護身・勝利・財福などのご利益を授けてくださいます。
韋駄天
足が速い人のことを「韋駄天」と呼んだりしますが、荼毘に付された釈迦の歯が盗まれた際に山頂まで追いかけて取り返したことから、足の速い守護神として知られるようになったようです。
なお、さらに言えば、日本古来の神が仏教と習合した「垂迹(すいじゃく)」や、
悟りを開いたもの・仏教の発展に貢献した高僧などの「羅漢・祖師」も仏さまの世界に含まれるそうです。
垂迹
僧形八幡神(八幡大菩薩)
日本古来の神である八幡神が仏教と習合。朝廷から菩薩の号が贈られ、鎮護国家の功徳がある「八幡大菩薩」となり、のちに源氏をはじめ全国の武士たちが「武運の神」として崇めていたそうです。
七福神
恵比寿神・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊を参拝する七福神めぐり☆
羅漢・祖師
聖徳太子
説明の必要はないと思いますが、教科書などに登場するほか、旧一万円札にも描かれていた超有名人。
仏教を厚く保護し、法隆寺・四天王寺を建立するなど布教にも貢献。
空海
「弘法大師」の名で知られる真言宗の開祖。
法然
浄土宗の開祖。
参拝した際や御朱印を拝受した際に、
さらに深くご利益などを感じていただけるきっかけとなれば幸いです☆
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