これらにも写真は掲載済みでしたが…
泰勝寺の御朱印☆
1つ目は…
「幸運月光菩薩(こううんがっこうぼさつ)」
印象的な金色の三日月が描かれていますが、
新月・満月・半月など、
他の月はすべて「げつ」と呼ぶのに対し、
三日月のみが「づき」ということで、
「ツキ」を呼び込む意味が込められています。
2つ目は… 「厄除観音」
字が難し過ぎるために表記できませんが…
朱色の丸の内側に…
「弌 弐 … 拾」
これらは…
「1・2・3・4」「5・6・7・10」
漢字でこれらの数字が表記されています。
すなわち…
「8・9」を避ける=「厄(やく)」を寄せ付けないという意味が込められています。
3つ目は… 「南天招福」
縁起の良いものとされる「ひょうたん」の中に、
「南天招福」=「難を転じて福を招く」という意味が込められています。
4つ目は… 「幸運月光大菩薩」
金色で丸が描かれていますが、
これら4つの御朱印のまとめとして、
「ツキを呼び、厄を除け、難を転じて福を招き、丸くおさめる」
という意味が込められています。
ちなみに…
寺院名の表記も御朱印ごとに変えるとともに、
これも難し過ぎて表記できませんが、
どの御朱印の日付の数字も、
異なる漢字で表記されているというこだわりもあります。
個人的に「理想の御朱印」と感じています。
興味をお持ちになった方は、
事前予約の上で是非ご参拝下さい☆
以下はあくまで私見ですが…
御朱印で一番重きを置くのは…
やっぱり「書かれている文字・意味合い」かなと思います。
ただし…
その「神社仏閣の背景・御利益・存在感」などに共感した場合には、
文字などの重要性は低くなり、
「とにかく御朱印が欲しい」というのはあり得ると思いますし、
書かれている文字や紙に変化がなくても、
定期的に参拝・拝観して御利益・御朱印を拝受したいように思います。
御朱印ブームもそろそろ転換期になるのではと感じています。
なんでもかんでもというのは「スタンプラリー」だと思いますし、
「限定」と呼ばれるものや、
ちょっと変わった色の紙を使用したものなど、
私も惹かれるところはありますが、
そういったところに満足・価値を感じているだけでは、
間違いなくブームは衰退していくと思います…
要は、御朱印だけに限らないことですが、
意味もなく同じようなものばかりだと自然と飽きます…