三室戸寺といえば…
寺伝では、光仁天皇の勅願により770年に創建されたと伝わる寺院。
そして、50種・2万株が咲き誇る紫陽花の名所で、あじさい寺とも称され、
恋愛成就の御利益があるというハートあじさいでも人気を集めています。
そんな三室戸寺について、ハートあじさいをはじめとした見どころのほか、
御朱印・特別御朱印や、拝観情報・アクセス情報に加え、宇治のグルメ情報についてもご紹介します!
三室戸寺の境内図&見どころ
出典:
あじさい園&ハートあじさい
毎年6月から7月初旬にかけて三室戸寺ではあじさい園が公開され、
上でも触れましたが、50種・2万株の紫陽花が咲き誇り、
1年の中でも最も多くの人々が三室戸寺に参拝に訪れる季節です。
そして、老若男女から注目を浴びているのがハートの形をしたあじさいで、
携帯電話の待ち受け画面に使用すると恋愛成就の御利益があるといわれています。
特殊な品種というわけではなく、三室戸寺だけに見られるというものでもありませんが、
ハートあじさいについて最初に発信したのは三室戸寺ではと思います。
以下の記事の中でハートあじさいを見つけるコツについて紹介していますので、
三室戸寺に限らず、
紫陽花が咲いている場所ではぜひハートあじさい発見にトライしてみてください。
こちらの動画では、
ハートあじさいを見つけるコツに加えて様々な美しい紫陽花や御朱印も紹介しています。
こちらの記事も参考まで…
あじさい園のライトアップイベント
6月中旬から下旬にかけての土曜・日曜限定になりますが、
19時から21時までの時間帯でライトアップが開催され、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を満喫できます。
つつじ園&蓮園
三室戸寺は、紫陽花だけでなく、京都の花寺とも呼ばれ、
毎年4月下旬から5月上旬に公開される「つつじ園」では20000株もの美しいつつじを満喫できます。
また、本堂前の蓮(ハス)園では、
6月下旬から8月上旬にかけて200鉢の蓮の花が彩り豊かに咲き誇ります。
本堂&ご本尊
現在の本堂は、1814年に再建されたもので、重層入母屋造の重厚感のある建造物です。
そして、この本堂にお祀りされているのがご本尊の千手観音立像がお祀りされています。
このご本尊は、厳重な完全秘仏で、写真も公表されていませんが、
そのご本尊を模して造られたお前立ち像が本尊厨子の前にお祀りされています。
ちなみに…
この三室戸寺のご本尊である秘仏千手観音像は、
2009年10月1日から11月30日の期間に開扉されましたが、
それは1925年以来84年ぶりの公開で、次の開扉がいつになるのかはわかりません…
三重塔
三室戸寺の境内には、
インスタ映えするフォトジェニックな三重塔もあります。
1704年建立の全高16mの塔ですが、兵庫県佐用郡三日月村の高蔵寺から1910年に移築されたものです。
三室戸寺で拝受できる御朱印
三室戸寺では、ご本尊の「大悲殿」と御詠歌のほか、「浮舟」の御朱印も授与されています。
また、4種の特別御朱印も拝受することができます。
拝観時間・料金&所要時間情報
三室戸寺の拝観時間は、8時30分から16時30分で、11月から3月は16時までです。
拝観料金は大人500円・小人300円で、あじさい園・つつじ園の開園期間は大人800円・小人400円です。
参考までに拝観の所要時間は…
あじさい園は、ゆっくりと撮影も楽しんでハートあじさいも探すなら1時間から1時間30分程度。
本堂や三重塔も参拝して御朱印も拝受するなら、合計2時間から3時間程度が目安となります。
アクセス&駐車場情報
三室戸寺へのアクセスは、
京阪宇治駅・JR宇治駅から京都京阪バスの利用がおすすめです。
世界遺産の平等院のほか、
抹茶をはじめとした宇治グルメもぜひあわせて堪能してください。
なお、駐車場も用意されていますが、
あじさい園が開園している期間は満車になることが多く、
朝一番で参拝するか、宇治駅からのバス利用がおすすめです。
宇治~伏見周辺の神社仏閣&グルメマップ
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